登米市中学生の学力:5教科ワーク提出から見えてきた学力の違い

とある保護者からいただいた意見をもとに始めた登米市初の5教科ワーク提出。

うちの子供はワークは直前にためて提出しているみたいだから助かるわ。

確かにワークだけを勉強をすればいいわけではありませんが、ワークには基礎力の教科だけではなく、しっかり取り組むことで、勉強の仕方も身に着けることができます。

学校のワークは基本になるからやはり反復が必要じゃの~

5教科ワーク提出を本格的に始め、データを集めているとなかなか面白いデータが集まってきました。

成績が良かった生徒とそうじゃない生徒のワークの取り組み方が全く違かったということです

しっかりワークを終わらせる生徒。

ギリギリになり「やべーっす」といいながら提出する生徒。

めちゃめちゃ予習しまくるってがんばる生徒。

様々な生徒がいます。

本日は5教科ワーク提出から見えてきたある共通点のお話をしたいと思います。

この記事でわかること

①5教科ワークから見えてきた登米市の中学生の学力差
②成績が高い生徒のワークの取り組み方

③成績が低い生徒のワークの取り組み方

本日は、ここらへんのお話をしたいと思います。

登米市中学生:成績が高い生徒の5教科ワークの取り組み方

ちなみに、学校のワーク提出と成績って関係あるんですか?

はじめわしもそんなに関係ないと思っていたんだけど、実際ワークの取り組み方と成績には関係性があったんじゃ。

どんな関係性があったんですか?

そうじゃの~分かりやすく少し表にしてまとめてみよう。

以下の表から3つ以上〇が付けば成績が良いの~すべて〇が付いた生徒はかなり成績上位じゃの~

  • 提出期限前に提出する
  • ワークを何度も繰り返している
  • 解けない問題は積極的に質問する
  • わからない問題は自分で調べる
  • 徹底的に完ぺきに仕上げる

えっ、やば、、、私は〇が1つだけ。。。ちなみに私の5教科は258点だった。。。

1. 提出期限前に提出する

成績が良い生徒は、ワークをただこなすだけでなく、期限を守ることを非常に重視しています。

提出期限前にワークを仕上げることで、余裕を持って確認・修正ができる時間を確保しています。これにより、提出する際には最高の状態に仕上がっているのです。

2. ワークを何度も繰り返す

一度解いて終わりではなく、成績優秀な生徒はワークを何度も繰り返します。

最初に解いたときに間違えた問題や理解が浅い部分を重点的に復習し、確実に理解を深めるようにしています。この「反復学習」が、知識を確固たるものにする秘訣です。

3. 解けない問題は質問する

自己解決ができない問題に直面したとき、成績が良い生徒は積極的に質問します

教師や塾の講師に積極的に質問することで、疑問をその場で解消し、理解の漏れを防ぎます。質問することは、自分の理解度を深める最も効果的な方法の一つです。

4. わからない問題は自分で調べる

もちろん、すぐに質問するだけでなく、自分で調べる習慣も重要です

参考書やインターネットを活用して、自分で問題を解決する力を養うことが、成績アップに繋がります。この自主的な学習が、応用力や問題解決能力を高めるカギとなります。

5. 徹底的に完ぺきに仕上げる

成績が良い生徒は、妥協を許しません。

ワークをただこなすだけでなく、徹底的に完璧に仕上げることを目指します。一つ一つの問題に対して真剣に取り組み、ミスがないかどうかを何度もチェックすることで、ミスのない学習を実現しています。

成績が高い生徒のワークの取り組み方の「まとめ」

成績が良い生徒のワークへの取り組み方には、ただワークを解くだけでなく、そのプロセスにおいて「考え方」や「姿勢」が反映されています提出期限前に準備を終え、繰り返し学び、疑問を解決し、自主的に調べる。そして何より、完璧を目指して努力する。これらの行動が、彼らの成績を支えているのです。

確かにここまでやれば成績は上がりそうですね。

そうじゃ、成績が良い生徒は徹底的に復習し、一切の妥協はなしだから成績が良いのじゃ。

登米市中学生:成績が低い生徒の5教科ワークの取り組み方

じゃ、成績が良くない生徒のワークはどんな感じですか?

どれどれ、こんな感じじゃ。こころあたりがあるかい?

  • 提出期限ぎりぎりもしくは遅れる
  • ワークの反復をやらない
  • 解けない問題はそのまま
  • わからない問題はしらべない
  • 答えを赤ペンで書き写しておわり

1. 提出期限ぎりぎり、もしくは遅れる

成績が低い生徒の特徴の一つに、ワークの提出期限を守れないという点があります。

期限ぎりぎりに提出するか、時には遅れてしまうことも。その結果、余裕を持って見直す時間がなく、ミスが残ったままの状態で提出することが多いのです。

このような状況では、学習内容が十分に身につかず、成績の向上が難しくなります。

改善策: 提出期限を守ることを目標に、早めに計画を立てましょう。毎日少しずつ取り組むことで、余裕を持ったスケジュール管理が可能になります。

2. ワークの反復をやらない

一度解いたワークを見直さず、繰り返し学習を行わないことも、成績が伸び悩む原因です。

初めて解いたときに理解できなかった部分や間違えた問題を放置してしまうと、同じ間違いを繰り返し、知識が定着しません。

改善策: ワークを解いた後に、必ず見直しをする習慣をつけましょう。間違えた問題や苦手な部分を繰り返し復習することで、理解が深まり、次第にミスが減っていきます。塾でのフォローアップも積極的に活用してください。

3. 解けない問題はそのままにする

分からない問題に直面しても、そのままにして次に進んでしまう生徒が多いです。このような取り組み方では、解けなかった問題がそのまま放置され、理解の穴が広がる一方です。

改善策: 分からない問題に対しては、必ず質問するか、解決方法を考える努力をしましょう。塾の講師や周囲の大人に質問することは、恥ずかしいことではなく、学びのチャンスです。

4. わからない問題は調べない

わからない問題に出会ったときに、自分で調べることをしない生徒が多いです。その結果、理解が浅いまま次の課題に進んでしまい、知識の定着が不十分になってしまいます。

改善策: 自分で調べる習慣を身につけましょう。参考書やインターネットを使って調べることで、自己解決力が身につき、次第に応用力もついてきます。塾でも、調べ方の指導を強化していきます。

5. 答えを赤ペンで書き写して終わり

問題が解けないと、答えを見てそのまま赤ペンで書き写して終わらせてしまう生徒もいます。この方法では、問題の理解が進まず、知識も身につかないため、成績が伸び悩んでしまいます。

改善策: 答えを書く前に、まずは自分で考え直してみましょう。なぜその答えになるのかを理解することが大切です。赤ペンは答え合わせの後に間違いを確認するためのものとして活用し、正しく理解する習慣をつけましょう。

終わりに

成績が伸び悩む生徒には、共通する課題があります。しかし、それらの課題を克服することで、着実に成績を向上させることができます。ワークの取り組み方を見直し、自分の学習習慣を改善していきましょう。ロックブックゼミでは、こうした取り組みをサポートし、生徒一人ひとりが自信を持って学べるように指導していきます。