大学受験は中学生から!? 知らなかった登米市の高校生たちの現実

登米市の生徒に良くある「高校入試は楽勝」という意識が危険を招く

都市部の生徒と登米市の生徒の学力の差がかなりあるって聞いたけど、、、

実際、高校入試に至っては宮城県の平均点の約50点近く下になっています。

そんなに違うんですか。でも大学受験を考えているんですけど。。。

高校受験と大学受験は全くちがいますよ。それも、ものすごく違います。

は~。そうなんですか、でも、実際どのくらい違うもんなんですかね。

この記事でわかること
  • 高校入試と大学入試の違い
  • 登米市の生徒が大学入試に向けてすべきこと

登米市の生徒は現実を知らない。

登米市のような地方では、高校入試において倍率割れが珍しくありません。

倍率が1.0を下回る学校も多く、「とりあえず少し勉強すればどこかの高校には入れる」という意識が広がっています。

実際、内申点と最低限の学力があれば合格できる高校が多いため、高校入試はさほど大変ではないと感じる方も多いでしょう。

しかし、この「高校入試は簡単」という感覚が、大学入試で大きな壁となります。

高校入試で楽に合格してしまうと、その後の勉強への意識が希薄になりがちです。その結果、高校に入学してからも「少し勉強すれば大学にも入れる」と誤解してしまいます。

ところが現実はそう甘くありません。

大学入試では、登米市の生徒が思っている以上に厳しい競争が待っています。

中学校の段階で大学入試を意識し、早めに準備を始めることが、後々大きな差を生みます。

高校入試と大学入試の違いを数字で比較

高校入試と大学入試の違いを数字で比較

項目高校入試大学入試
受験倍率倍率0.7〜1.2(倍率割れ多発)平均2.0〜5.0(人気大学は10倍以上)
必要学力内申点+中学範囲の基礎学力各学校により大きく違う
受験スタート時期中学3年生部活引退してから1年生から最低2〜3年生の計画が必要
登米市から合格率地元高校は合格率80%前後国公立大学は合格率20%以下

この数字を見ると、高校入試がいかに簡単に思えるかが分かります。

中学校から勉強を始める重要性

地方の生徒が大学受験で苦戦する理由の一つは、競争の少ない環境で育ったことにあります。

登米市のような地域では、学力競争が都市部ほど激しくありません。

そのため、生徒たちは「少し勉強すれば十分」という意識を持ちがちです。

しかし、大学入試では全国の生徒がライバルです。

都市部の生徒たちは早い段階から学力を伸ばし、大学受験を見据えた勉強をしています。

地方の生徒がこれに追いつくためには、中学校の段階から計画的に学力を底上げする必要があります

登米市の生徒が大学受験をするために何をすれば良いのか?

1. 学力を定期的に把握する

中学生の間から模試や定期テストを活用して、自分の学力を把握することが大切です。

「偏差値」「得意科目・苦手科目」を知り、改善ポイントを明確にすることで、早期対策が可能になります。

2. 勉強習慣を身につける

大学受験に向けて最も重要なのは、日々の勉強習慣です。

部活動や習い事が忙しい中学生でも、毎日30分から1時間程度の勉強時間を確保することが鍵となります。

3. 高校受験を大学受験の基盤と捉える

高校入試はゴールではなく、大学入試に向けた通過点です。

中学校で学んだ内容は、高校での学習の基礎となります。特に英語や数学は、中学内容が理解できていないと高校で苦戦する可能性が高いため、重点的に取り組むべきです。

高校受験後に気づくのは遅い!今日から意識を変えよう

何度も言います。「高校受験は簡単だったから、大学も同じだろう」と思っている地方の生徒ほど、大学入試で苦戦します。

高校受験で成功することはもちろん重要ですが、それに安心せず、中学校の段階から大学受験を意識することが、将来の選択肢を広げる鍵となります。

今日からできる小さな一歩として、模試を受けてみたり、勉強スケジュールを立てたりすることから始めましょう。

「大学入試は甘くない」という現実を知り、早めに行動を起こすことで、地方からでも十分に勝ち抜くことができます。