先日、黎明中学校の説明会に行ってきたんだけど、うちの子供大丈夫かしら。
最近やる気が出てきたけど、総合問題?作文?どうやって勉強すればいいの?
なるほど、やる気になってきたことはとても大切なことですね。
ただ、中学受験は想像以上に情報が少なく、なんとなくの受験ではかなり厳しい結果になってしまいます。
そこで本日は中学受験のお話をしたいと思います。
- 宮城県の中学受験と私立受験の違い
- 中学受験の難易度は?
- 中学受験のロックブックゼミの対策は?
登米市の小学生が受験(受検)する学校はこの3校
- 古川黎明中学校
- 仙台二華中学校
- 古川学園中学校
県立中学受験と私立受験の違い
まず最初に注意しなければいけないことは出題される問題の質がかなり違うことです。
え?そうなんですか?ちなにみ、黎明中学校を受験したいんだけど、学校で習っている国語、算数、理科、社会を勉強すればいいの?
なるほど。では、下の表を確認してみましょう。
県立中学校受験とは?
受験教科は総合問題、作文、面接
※作文のみ小学校で学習するが、その学習だけでは合格するのはかなり厳しい。
黎明中学校を受験したい場合は総合問題、作文、面接の対策をしなければいけません。
じゃ、小学校でならっている算数のような問題が出るんじゃないの?
残念ながらそのような問題は出ません。理系分野、文系分野に分かれる総合問題が出題されます。
そうなんですね。ちなみに作文はなんとなくわかるんですけど、さっきから総合問題っていっていますよね?それって何ですか?
総合問題は思考力を問う問題です。例えば、資料や写真などをみて自分の力で説明する問題などが出されます。
なんか難しそうですね。うちの子供は大丈夫かしら?
総合問題や作文の対策は基本的に公立の小学校では行いません。そのため保護者のフォローがかなり必要になります。
そうだったんですね。なんか、うちの子供いつも、むずかしい。って言っているんですけど、そうゆうことだったんですね。
参考書を与えれば何とかなると思っていました。
参考書や問題集を与えて、ハイ頑張って。という状況ではかなり受験生は混乱します。まずは、一緒に問題を考えることから始めてください。
では、次は登米市の生徒がよく受験する3つの中学校のレベルを見てみましょう。
県立仙台二華中学校
この学校のレベルを簡単に伝えるならば、宮城県の中での学力ナンバーワン決定戦です。
本当に学力が優秀な生徒がしのぎを削るのが仙台二華中学校の受験です。
そのため、毎年倍率は5倍前後になることが考えられます。
とても激戦で短期の勉強だけではかなり厳しです。
この学校に合格するために小学生の低学年から塾通いをしている生徒多数。
なんとなくかっこいいから、この学校通いたいという考えでは、ほぼ合格することは不可能。ムリゲーです。
県立古川黎明中学校
古川黎明中学校は県北の中で学力ナンバーワン決定戦というイメージです。
県北の各小学校の中で上位層の子が集まり受験をするイメージです。
毎年倍率は約2倍近くになります。
はやくから(小学4年くらい)総合問題や作文の対策をしている子の合格率がとても高いです。
私立中学校受験
国語、算数、面接
※すべて小学校で学習するが、この学習だけでは合格するのはかなり厳しい。
私立古川学園中学校
古川学園中学校は勉強に特化したコースとスポーツに特化したコースに分かれています。
特に大学合格をめざした特別進学コースでは、中学校の早い段階から高校の内容を学習します。
授業スピードはとてもはやく都会の進学校のペースでガンガン授業が進んでいきます。
大学受験のみ本格的に考えている場合は古川学園中学校一択
半面、このスピードは弱点になります。
あまりにも学校スピードが速すぎるため、基礎的な学力を持っている生徒でも授業がきつくなるということです。
もし仮に、基礎学力がなく、たまたま合格できた場合は要注意です。
最初の段階から授業についていくことができなくなり、
宿題の量や授業日数に疲れ果て、何もこなせなくなり、あっという間に学年が過ぎてしまいます。
中学受験の難易度は?
仙台二華中学校、古川黎明中学校の問題の難易度は?
問題の難易度は、そこまでに難しいわけではありません。
ただ、あくまでも受験の対策をしていることが前提です。
特に総合問題は厄介で小学校でこの総合問題を学習することはほぼありません。
そのため、独学で勉強する場合は保護者の力がかなり必要になります。
総合問題の参考書を買って与えているだけでは、生徒は一向に解けるようになりません。
なぜならば、総合問題には思考力を問う問題が大量に入っており、
なぜその答えになっているのかということを子供が認識することはとても難しくなっているからです。
そのため、塾には通わず独学で頑張りたい方は保護者と一緒に学習することがおすすめです。
中学受験では作文も忘れてはいけない
県立の中学受験では作文が出題されます。この作文が意外と厄介です。
そもそも親の認識として、作文は学校で書いているから書けるだろうと考えがちです。
でも、実際は小学生は作文を書くことがうまくありません。
作文を書くことに慣れている生徒はとても少ないように感じます。
そうなんですか。学校で書いているからそんなに苦手ではないと思っていました。
作文が書けたとしてもよくあるのが、文章の論理構成がかなり破綻している生徒が多く見られます。
特に接続詞の作り方や指示語の作り方を誤って使っており、
文章としての整合性が全く取れなくなっている状況がよく見られます。
このような状況のため、県立の中学受験は独学で勉強するというのは、かなり厳しくなるのが現状です。
県立の中学受験は総合問題や作文があるため独学することはかなり難しい。
参考書や問題集を与えても生徒はどのようにそれを使えばいいのかわからないので、
合格するためには必ず親や外部のサポートが必要になる。
古川学園中学校の難易度は?
中学受験のロックブックゼミの対策は?
県立中学校の仙台二華中学校、古川黎明中学校の対策
ロックブックゼミの対策では、主に総合問題と作文の対策を徹底的に行います。
特に総合問題に関しては問題が解けるようになるまで時間がかかります。
短時間で簡単に解けることは解けるようになることはほぼありません。
そのため、文系分野、理系分野などをしっかり基礎を身に着け思考力を高める指導をおこなっています。
さらに、こなすための勉強は一切行いません。
こなすための勉強では公立中学校の問題を解くことができないからです。
いつの問題をじっくり考え、判断し、それを言語化する能力を高める指導を行います。
また、作文では「正確に接続詞、指示語の使い方を身につけ、自分自身の感情を表現する力」が求められます。
日々様々な表現方法を学び、実践力を高める指導をおこなっています。
古川学園中学校の対策
まず小学校で学習する内容をしっかりと身に付ける国語と算数からスタートします。
この基礎的な内容を抑えてからは古川学園中学校で出題される様々な問題に取り組んでもらえます。
決して簡単なレベルの問題ではありません。
しかしながら。しっかり対策をすることができれば、合格することはできます。
もうすぐ中学校だ。部活は楽しみなんだけど、勉強はちょっとね~。
確かに中学校では部活が始まるからワクワクしますね。
勉強は本格的に難しくなります。下記のブログでは中学生になると成績がかなり下がるデータをのせています。
今まで小学校で習っていたスピードよりもはるかに速いスピードで授業は進みます。
そこで、中学生になるあなたにロケットダッシュするための講座を準備しました。